北海道北部に位置する中川町は、町の86%を森林が占める森林のまちです。森林の約8割を天然林が占め、豊かな森に、さまざまな生き物が暮らしています。
天然林に囲まれた中川町では、他と少し変わった森づくりをしています。町有林では、そこにある木を100%伐ってしまう「皆伐」をせず、そこに生えている木の種や特徴を生かした森づくりをしています。
多種多様な森の恵み。木材、蔓、樹皮、笹、葉や枝など、森の恵みを余すところなく生かせるよう、森づくりとものづくりの振興に力を入れています。森の草花の蜜を集めたはちみつも。
森とものづくりをテーマに集う「森のギャラリー」や、林業の歴史や技術をテーマに集う「きこり祭」、森と川のつながりをテーマに集う「水辺の小さな自然再生」など、森に集まる理由はいろいろ。